

ペイシェントエクスペリエンスデータ
PED Hub
患者としての経験を意思決定のエビデンスに

PED = Patient Experience Data
「ペイシェントエクスペリエンスデータ」とは以下に関連する
患者の経験、考え、ニーズや優先事項を示すデータです
<米国食品医薬品局(US FDA)による定義(YORIAILab訳)>
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患者の抱える病気のあらゆる症状とその自然経過
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患者の身体機能と生活の質に病気が与える影響
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患者の治療の経験
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患者にとってどのアウトカム(病気・症状の経過)が重要かに
ついてのインプット(考え・意見) -
患者のアウトカムと治療に対する選好(プリファレンス)
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患者によって明確にされた問題の相対的な重要性
PEDには次のようなデータが含まれます
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集団の特性だけでなく、個人の経験も記述される
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数値でだけでなく、文字や言葉でも示される
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診察室からだけでなく、普段の生活からも伝えられる
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臨床試験だけでなく、アンケート、インタビュー、
ソーシャルリスニングなどからも得られる -
医療者・研究者・企業だけでなく、患者・家族・支援者によっても収集、活用できる
PEDは患者報告アウトカム(Patiet Reported Oucome: PRO)を
含むより広い範囲のタイプのデータを指します
PEDは、治療やケアの新たな視点での価値をつくります

PEDの活用には患者参画(ペイシェントエンゲージメント[Patient Engagement:PE])が欠かせません


ペイシエントエクスペリエンスデータトレーニング資材検索ツール
近日公開予定
※本ツールは、ドイツ・ベーリンガーインゲルハイム社グローバル
ペイシェントエンゲージメント部門にて開発されたものを様々な方が
広く活用できるようYORIAILabに無償譲渡いただくものです
元のツールは英語で提供されています
日本語翻訳版の最終化はYORIAILabにて行っています
※現在のところトレーニング資材の多くは英語で提供されています
PFMDが提供するグローバルPEDナビゲーターツール日本語版と
合わせてご利用ください