
治験アンバサダープロジェクト

患者・市民の方に医薬品開発や臨床試験(治験)について正しく知っていただき医薬品開発における患者・市民参画(PPI)を実りある形で実装し患者・市民にとってより価値のある医療やケアをより早く必要な人に届けるための社会共創プロジェクトです
治験アンバサダートレーニングでは
2024年度から新しく次のことを導入しています🌏
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参加いただける対象を患者団体の方だけではなく、医薬品開発や治験について理解を深めたい市民の方へ広げています(臨床試験に専門的に従事している方を除く)
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治験アンバサダー(第1期・第2期トレーニング修了者)のみなさんにも講師・チューターを担っていただいています
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アストラゼネカ社で開発された「模擬治験ワークショップ」をコアカリキュラムの一部として採用しています
なぜ治験アンバサダーか
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患者・市民と医薬品開発を共創する
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患者中心の臨床試験(治験)を推進し、その機会を拡げる
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患者の声を取り入れ治験の環境を向上する
プロジェクト概要
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患者・市民が医薬品開発に関する理解を深め、より臨床試験(治験)にアクセス(治験への参加、治験に関する意見交換)しやすい環境を醸成する
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患者・市民が医薬品開発に関するトレーニングを受講する
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患者・患者家族・患者支援者、医療者・研究者、製薬関連企業で協力して本活動を進めていく
プロジェクトビジョン
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多くの患者が治験に対して不安、恐れを抱いているという報告がある
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この不安、恐れの原因として、患者の臨床試験(治験)に対する知識の不足が挙げられる
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治験の認知度を上げることや分かりやすい治験情報を提供することは、アンメット(未だ満たされない)ニーズであると考えられる
治験アンバサダーへの期待
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医薬品の開発や治験に関する十分かつ最新の知識を有する
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医薬品開発や治験のステークホルダーと建設的、発展的なコミュニケーションができる
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患者代表者として患者組織の不特定の人々へ効果的な情報や知識の伝達ができる
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以上の側面をさらに向上させるための見識、発想力、分析力、判断力、アジリティ(敏捷さ)を有する